コマンド編– category –
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ログローテーション設定(logrotate)が動かない/古いログが消えないときの修正
概要 Linux サーバーではログファイルの肥大化を防ぐために、logrotate による定期的なローテーションが行われます。しかし設定ミスや権限、cron の不具合などにより、古いログが削除されない/圧縮されない/ローテーションが実行されない ことがあります... -
.bashrc / .bash_profile の記述ミスでシェル環境が壊れるときの復旧手順
概要 .bashrc や .bash_profile は、ユーザーログイン時やシェル起動時に環境を設定するための重要なファイルです。しかし、これらに誤った記述を追加すると シェルが起動しない/コマンドが使えない/PATH が消える などの問題が発生します。この記事では... -
シンボリックリンク(symlink)が読めない/壊れリンクの検査と修復
概要 Linux では、ファイルやディレクトリへの参照を「シンボリックリンク(symlink)」として作成できます。しかし、リンク先のファイルが削除・移動された場合やパス指定が誤っている場合、「リンクが壊れている」「開けない」「Not a directory」などの... -
swap 有効化できない/swap ファイルが認識されないときの原因と対処
Linux システムでメモリ不足対策として設定される swap が、なぜか有効化されない・認識されないときのトラブルはよく発生します。本記事では、swap が有効にならない原因を具体的に確認し、正しく動作させるための手順をわかりやすく解説します。 想定さ... -
iptables ルールが反映されない/他のルールで上書きされるときの修正
Linuxサーバで通信制御を行う際、iptables のルールを設定しても期待通り反映されない、または再起動や別ツールの影響で上書きされてしまうことがあります。この記事では、そのような状況での原因と修正方法を体系的に解説します。 主な症状 手動で設定し... -
firewall-cmd で permanent 設定を忘れて再起動時に設定が消える問題
概要 firewall-cmd コマンドでポート開放などの設定を行った際、--permanent オプションを付け忘れると、再起動後に設定が消える という問題がよく発生します。これは、runtime 設定(実行中のみ有効) と permanent 設定(永続的に保存される設定) の違... -
fail2ban による誤BAN が原因で SSH / HTTP 接続できないときの解除方法
概要 Linuxサーバーで突然 SSH や HTTP にアクセスできなくなる場合、fail2ban による誤BAN(誤検出) が原因のことがあります。これは、特定IPアドレスからのアクセスを「不正ログイン攻撃」と誤判定し、iptables / firewalld により通信を遮断する仕組み... -
SELinux によってファイル操作が拒否されるときの対処方法
概要 Linux サーバーでファイルの作成・移動・読み書きを行おうとした際、次のようなエラーが出ることがあります。 Permission denied mv: cannot move 'file' to '/var/www/html': Permission denied 一見パーミッション(chmod/chown)の問題に見えても... -
EFS / NFS マウントエラー(permission denied, stale file handle)と解決
概要 AWS EFS やオンプレミスの NFS でマウントを行う際、次のようなエラーが発生することがあります。 mount.nfs4: access denied by server while mounting ... mount.nfs4: Stale file handle mount.nfs: Connection timed out これらは ネットワーク/... -
クラウド EBS がアタッチできない/再マウントできないときの対処(AWS EC2 を例にした汎用的な手順)
(AWS EC2 を例にした汎用的な手順) EBS ボリュームがアタッチできない・マウントできないトラブルは、AWS 環境でよく遭遇する代表的なストレージ関連の問題です。 本記事では、EBS がアタッチできない/再マウントできないときの原因と確認・修正手順 を...