cp・mv・rmコマンドでファイルをコピー・移動・削除する方法

  • URLをコピーしました!

前の記事では、 pwd・ls・cdコマンドを使ってLinuxのDirectoryを確認・移動する方法 を学びました。

次は、 Directoryの中にあるFileを実際に操作していきます。

LinuxでFileを扱うとき、 まず覚えたいのが次の3つです。

cp Copy Fileをコピー
mv Move 移動・名前変更
rm Remove Fileを削除
sample.txtをコピーしたい。
別のDirectoryへ移動したい。
不要なFileを削除したい。
そんなときに使うのがcp・mv・rmです。
🐧 LINUX BEGINNER

この記事はLinux初級講座の第5レッスンです。 Linuxを初めて学ぶ方は、講座の順番に進めていきましょう。

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LESSON GOAL この記事のゴール

cpでFileをCopyし、 mvで移動・名前変更を行い、 rmで不要なFileを削除できる ようになることを目指します。

目次

まず3つのコマンドの役割を整理しよう

cp Fileを複製する

元のFileを残したまま、 同じ内容のFileを作成します。

mv Fileを移動する

Fileを別の場所へ移したり、 名前を変更したりできます。

rm Fileを削除する

不要なFileを削除します。

cpコマンド:ファイルをコピーする

cpは、 FileをCopyするCommandです。

基本形は次のようになります。

cp コピー元 コピー先

たとえば、 sample.txtcopy.txt という名前でCopyしたい場合、

Linux Terminal
$ cp sample.txt copy.txt

と実行します。

BEFORE sample.txt
→ cp →
AFTER sample.txt copy.txt
cpでは元Fileが残る

Copyなので、 sample.txt はそのまま残り、 新しく copy.txt が作成されます。

別のディレクトリへコピーする

Fileを別のDirectoryへCopyすることもできます。

$ cp sample.txt Documents/

この場合、 sample.txtDocuments Directory内へCopyされます。

/home/user sample.txt
/home/user/Documents sample.txt

cp -iで上書き前に確認する

Copy先に同じ名前のFileが存在すると、 上書きされることがあります。

初心者のうちは、 -i Optionを利用すると安全です。

$ cp -i sample.txt copy.txt
cp: overwrite 'copy.txt'?

このように、 上書きする前に確認できます。

-i = interactive

重要なFileを誤って上書きしないために、 操作に慣れるまでは確認付きOptionを意識すると安全です。

mvコマンド:ファイルを移動する

mvは、 Fileを別の場所へ移動するCommandです。

mv 移動元 移動先

たとえば sample.txtDocuments へ移動する場合、

$ mv sample.txt Documents/

と実行します。

BEFORE /home/user/sample.txt
→ mv →
AFTER /home/user/Documents/sample.txt
mvでは元の場所からFileがなくなる

cpは複製ですが、 mvは移動なので、 元のDirectoryにはFileが残りません。

mvコマンドでファイル名を変更できる

mvは File名の変更 にも利用できます。

たとえば、

$ mv sample.txt report.txt

と実行すると、

OLD NAME sample.txt
NEW NAME report.txt

となります。

mv Moveだけではない Renameにも使える

mv -iで上書き前に確認する

mvでも、 移動先に同名Fileがあると上書きされる場合があります。

$ mv -i sample.txt report.txt
mv: overwrite 'report.txt'?

安全に操作したい場合は、 -i を利用できます。

rmコマンド:ファイルを削除する

rmは、 Fileを削除するCommandです。

rm ファイル名

たとえば sample.txt を削除する場合、

$ rm sample.txt

と実行します。

BEFORE sample.txt report.txt
→ rm sample.txt →
AFTER report.txt

rmは特に注意して使う

rmは便利ですが、 Linux操作の中でも 特に注意が必要なCommand です。

rmで削除したFileは簡単には元に戻せません

GUIの「ごみ箱」のように、 必ず一度保留されるわけではありません。 削除対象をよく確認してから実行しましょう。

初心者のうちは、

$ rm -i sample.txt
rm: remove regular file 'sample.txt'?

のように -i を付けると、 削除前に確認できます。

rmでワイルドカードを使うときは特に注意

Linuxでは、 * を使って複数Fileをまとめて指定できます。

たとえば、

rm *.txt

とすると、 現在のDirectoryにある .txtで終わるFileをまとめて削除 できます。

rm * は安易に実行しない

想定以上のFileを削除する可能性があります。 実行前に ls で対象を確認する習慣をつけましょう。

ファイル操作ではlsで前後を確認する

File操作をするときは、 次の流れがおすすめです。

01 ls 操作前を確認
02 cp / mv / rm Fileを操作
03 ls 結果を確認
Linuxでは「実行後に確認する」習慣が重要

CommandがErrorを出さなくても、 自分が意図した結果になっているか ls などで確認しましょう。

ここで実際に試してみよう:ファイル操作シミュレーター

疑似Terminalで cpmvrm を実行して、 File一覧がどう変わるか確認してみましょう。

INTERACTIVE LAB

Linux File Operation Simulator

FILE OPERATION
CURRENT FILES
sample.txt memo.txt report.log
user@linux
Linux file operation practice
ls / cp / mv / rm を試してみましょう。
user@linux:~$
TRY COMMAND

まずlsで現在のFileを確認しましょう

File操作前後でlsを実行すると、変化を確認しやすくなります。

理解度チェック:このコマンドを実行するとどうなる?

現在、 sample.txt というFileが存在しています。

mv sample.txt report.txt

実行後の状態として正しいものはどれでしょうか?

回答を選択してください

mvはMoveだけでなくRenameにも利用できます。

存在しないファイルを操作するとどうなる?

存在しないFileを指定すると、 Errorが表示されます。

$ cp test.txt copy.txt
cp: cannot stat 'test.txt': No such file or directory

この場合は、

File名を間違えていない?
大文字・小文字は正しい?
現在Directoryは正しい?

を確認しましょう。

ディレクトリそのものを作成・削除するには?

ここまで扱ったのは主にFile操作です。

では、 新しいDirectoryを作成したり、 不要なDirectoryを削除したりする場合は どうすればよいのでしょうか。

mkdir Directoryを作成
rmdir 空Directoryを削除
新しいDirectoryを作るには?
空になったDirectoryを削除するには?
次はDirectoryそのものの作成・削除を学びます。

確認問題:cp・mv・rmを理解できたか確認しよう

QUESTION 01

FileをコピーするCommandはどれですか?

正解:A

cpはFileやDirectoryをCopyするCommandです。

QUESTION 02

File名を変更するときに利用できるCommandはどれですか?

正解:C

mvはFileの移動だけでなく、 同じDirectory内で別名を指定することでRenameにも利用できます。

QUESTION 03

rmを使うときに特に注意すべき理由はどれですか?

正解:B

rmはFileを直接削除するため、 対象を確認してから実行することが重要です。

YOUR SCORE 0 / 3

3問に挑戦してみましょう。

まとめ

01

cp FileをCopyする Command

02

mv Fileの移動・名前変更 に利用できる

03

rm Fileを削除する Command

04

-iを使うと 上書き・削除前に確認 できる

05

File操作では ls → 操作 → ls で前後を確認する習慣が重要

NEXT LESSON

次は「mkdir・rmdirでディレクトリを操作する」を学びましょう

cp・mv・rmを使って、 FileのCopy・移動・名前変更・削除を行う方法を学びました。

次はFileではなく、 Directoryそのものを作成・削除する操作 に進みます。

mkdirで新しいDirectoryを作り、 rmdirで空のDirectoryを削除する方法を 疑似Terminalを使って学習します。

mkdir・rmdirでディレクトリを操作する
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